札幌市中央区宮の森4条12丁目にある「本郷新記念札幌彫刻美術館」。
日本の彫刻界をリードし、北は稚内から南は鹿児島まで全国各地に約81点もの野外彫刻作品を残した札幌出身の彫刻家・本郷新氏（1905年～1980年）。
彫刻の社会性、公共性を重要視した本郷新氏は、戦後、モニュメンタルな野外彫刻の制作に熱意を傾けました。
ダイナミックで力強い生命感あふれる本郷新氏の人体像は、たえず社会に目を向け、平和を希求した彫刻家の情熱を映すものであり、みる者に時代を経ても色褪せることの無い感動を与えています。
稚内市の稚内公園にある「氷雪の門」の原型は、一本一本の指が、感情を持った生き物のように行きどこのない心の叫びをあげ、動き出しそうなほどのエネルギーを発しています。
亡くなる前年の1979年に北海道知事と札幌市長宛に文章を送っており、その中には、宮の森にある自分のアトリエを一般愛好者に開放し、美術文化に貢献する目的で、土地・建物および全作品とコレクションを寄贈したいという決意が書かれていたそうです。
その遺志を継ぎ1980年にアトリエは「本郷新記念館」として公開され、翌年には記念館の向かいに北海道では初となる彫刻専門の美術館が開館する事となりました。
美術館には本郷新氏の彫刻作品をはじめとして、野外彫刻の石膏原型や制作道具、油絵や残した膨大なデザイン等の資料を含む1800点あまりの収蔵品があります。
彫刻ファンから子供まで、道内外からの観光客など幅広く来館しており、小学生の団体利用も多いそうです。
是非行かれた事の無い方、本郷新氏の世界を体感してみてください。
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私どもは従来より、テーブルなどお客様は手が触れる場所につきましては、洗剤で油を落とした後、アルコール消毒または除菌シートで清掃を行っております。
2月の初旬より、さらにドアノブなどについても消毒を1時間ごとに実施しております。
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皆様におかれましては、お手数ですがご来店時にお使いいただけますよう、よろしくお願いいたします。
万全を期すために全員マスク着用して接客しております。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
